殺菌剤 / 農林水産省登録 第23860号
種類名 | フルオキサストロビン水和剤 |
物理的化学的性状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
有効成分 | フルオキサストロビン 40.3% |
その他の成分 | 水、界面活性剤等 59.7% |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
包装 | 250ml×4本 |
有効年限 | 4年 |
作物名 | 適用病害名 |
希釈 倍数 |
使用 液量 |
使用 時期 |
本剤の 使用回数 |
使用 方法 |
総使用回数* |
西洋芝 (ベントグラス) |
葉腐病(ブラウンパッチ) ピシウム病 赤焼病 |
1600倍 | 0.2L/m² | 発病初期 | 6回以内 | 散布 | 6回以内 |
800倍 | 0.1L/m² | ||||||
日本芝 (こうらいしば) |
疑似葉腐病 (春はげ症) |
4000倍 | 0.5L/m² | 休眠期前 | |||
日本芝 |
立枯病 (ゾイシアディクライン) | ||||||
葉腐病 (ラージパッチ) |
発病初期 | ||||||
1600倍 | 0.2L/m² | ||||||
日本芝 西洋芝 (ベントグラス) (ブルーグラス) |
フェアリーリング病 | 4000倍 | 0.5L/m² | ||||
1600倍 | 0.2L/m² | ||||||
800倍 | 0.1L/m² | ||||||
西洋芝 (ベントグラス) (ライグラス) (ブルーグラス) |
紅色雪腐病 | 4000倍 | 0.5L/m² | 根雪前 | |||
1600倍 | 0.2L/m² | ||||||
800倍 | 0.1L/m² |
作物名 | 使用目的 |
希釈 倍数 |
使用 液量 |
使用 時期 |
本剤の 使用回数 |
使用 方法 |
総使用回数* |
西洋芝 (ベントグラス) |
根長及び 根重の増加 |
4000倍 | 0.5L/m² | 生育期 | 2回以内 | 散布 | 6回以内 |
1600倍 | 0.2L/m² | ||||||
800倍 | 0.1L/m² |
*フルオキサストロビンを含む農薬の総使用回数
※2023年9月27日適用拡大
作物名「日本芝(こうらいしば)」の適用病害虫名「葉腐病(ラージパッチ)」は作物名「日本芝」へ統合されました。
"ザイレムプロ"テクノロジー
有効成分のひとつであるフルオキサストロビンは、"ザイレム*プロ"テクノロジーに基づいた特徴的な側鎖及び活性基を有し、ストロビルリン系化合物の中でも速い浸達性(耐雨性)、浸透移行性、広い抗菌スペクトラムを示す優れた化合物です。
*ザイレム=植物の木部。水分や養分を茎葉部に供給するための組織である「道管」が存在
紅色雪腐病
(平成25年 東日本グリーン研究所)
【試験概要】
草種:ベントグラス(ペンクロス)
発生程度:中発生
処理日:2013/12/13
【考察】
無処理区と比較して高い防除効果が認められ、
対照薬剤とほぼ同等の効果が有った。
薬害は認められなかった。
葉腐病(ブラウンパッチ)
(平成29年度 (一財)西日本グリーン研究所)
【試験概要】
草種:ベントグラス(ペンクロス)
発生程度:中発生
処理日:2017/6/13、6/23(発生後散布)
【考察】
無処理区と比較して高い防除効果が認められ、
対照薬剤と比較して効果が優れていた。
薬害は認められなかった。
ピシウム病 低温期
(平成29年度 (有)緑地科学研究会)
【試験概要】
草 種:ベントグラス(007)
発生程度:多発生
散布日:2017/2/1(発生後散布)
【考察】
無処理区と比較して高い防除効果が認められ、
対照薬剤と比較して効果が優れていた。
薬害は認められなかった。
ピシウム病 高温期
(平成29年度 新中国グリーン研究所)
【試験概要】
草種: ベントグラス(007)
発生程度: 中発生
処理日: 2017/7/6(発生後散布)
【考察】
無処理区と比較して高い防除効果が認められ、
対照薬剤と同等の効果が有った。
薬害は認められなかった。
立枯病(ゾイシアデクライン)
(平成24年度 東日本グリーン研究所)
【試験概要】
草種: ノシバ
発生程度: 少発生
処理日: 2012/10/5、11/8
【考察】
無処理区と比較して高い防除効果が認められ、
対照薬剤と同等の効果が有った。
薬害は認められなかった。
葉腐病(ラージパッチ)
(平成26年度 東日本グリーン研究所)
【試験概要】
草種: こうらいしば
発生程度: 中発生
処理日: 2014/4/18
【考察】
無処理区と比較して高い防除効果が認められ、
対照薬剤と同等の効果が有った。
薬害は認められなかった。