ベントグラス
Colletotrichum graminicola
4~10月にかけて発生する。
条件によってパッチの色調や形状が異なり、現場での診断が難しい。高温、乾燥、踏圧などのストレスにより症状が激化する。感染部位により葉枯型と軸腐型に分類されるが、後者の方が重症化し治りにくい。病斑部には剛毛を伴う分生胞子層が多数形成される。この形態はルーペでも確認できる。
症状は高温期に激しくなるが、病原菌の感染は春から進んでいるため、早めからの定期的な防除が望ましい。