病害虫・雑草図鑑病害虫・雑草図鑑

雑草

シバオサゾウムシ Sphenophorus venatus vestitus

分類

コウチュウ目(鞘翅目)ゾウムシ科

形態・特徴

ふ化幼虫は体長1.2mm、終齢幼虫は体長7~10mmで乳白色。芝の根部を食害する。
成虫の背面は黒がかった赤褐色、その他は黒色で、胸に3本の黒い線がある。体長は8~11mm。成虫に飛翔能力はほとんどなく、主に地面を這って移動する。

  • シバオサゾウムシ
    シバオサゾウムシ
生態・発生消長
  • 本虫が発生している場所では、常に幼虫と成虫が混在している。
  • 雌成虫の産卵数は1回に1個だが、ほぼ毎日産卵し、雌成虫1頭あたりの産卵数は50~100個とされる。成虫は夜行性で、19時以降に地上に出現し、盛んに交尾する。
  • ノシバ・コウライシバ・メヒシバなどに産卵し、1齢幼虫はそれらの茎を摂食して成長し、2齢幼虫以降は地中に潜り、芝の細根を摂食して更に成長する。
  • 成虫は昼行性で晴天の日の8~12時頃、盛んに芝草上を低く飛翔する。
  • 幼虫はコウライシバなどをよく食害し、7~9月頃にバンカー回り、フェアウェイ、ラフ、ティー等に被害を発生させる。
  • 新成虫は9月下旬から土壌中で見られ、成虫で越冬する。
防除方法のご提案

系統の異なった複数種の防除剤を組み合わせ、時期をずらしながら複数回散布を行う。
シバオサゾウムシ