病害虫・雑草図鑑病害虫・雑草図鑑

害虫

オオサカスジコガネ Anomala osakana

分類

コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科

形態・特徴

幼虫は乳白色で、芝の根部を食害する。
成虫の体は短卵型で11~16mmで体は暗黄褐色、背面は銅~緑の金属光沢を有し、チビサクラコガネを大きくしたような形態である。

  • オオサカスジコガネ
    オオサカスジコガネ
生態・発生消長
  • チビサクラコガネと同様な習性を示す。
  • 年1回の発生で成虫は6月中旬~7月中旬発生であるが、6月中旬に発生のピークを迎える。
  • 比較的排水の良い海岸砂土、砂上土地帯に好んで生息する。
  • 成虫は夜行性で、20時近辺をピークとして19時~22時に盛んに飛翔・交尾を行う。
  • 幼虫はノシバ、コウライシバなどをよく食害する。
  • 幼虫で越冬する。
防除方法のご提案

幼虫発生初期に殺虫剤を散布する。
チビサクラコガネと同時防除が可能。
オオサカスジコガネの防除方法