バッタ目(直翅目)ケラ科
ふ化幼虫は体長6mmで、幼虫が成虫とほぼ同じ形態をしている不完全変態である。
成虫は黄土色で頭と胸は黒褐色。体長は27~35mmで、穴の中で動きやすい円筒形の体と、土中を掘り進むためのスコップ状の前脚を備えている。
雑食性のため芝の若芽を食害することがあるが、特にケラが地表付近を掘り進むことで芝の根が浮き上がって枯死してしまうことが問題となる。
ケラが地上付近に発生し始める4~5月および9月に予防的に薬剤を散布する。
生息孔発生時期と推奨される薬剤散布時期