製品情報製品情報

芝生用除草剤(茎葉処理型) / 農林水産省24798号

トリトン®SC

トリトン(R)SC

種類名 フェンキノトリオン水和剤
物理的化学的性状 淡黄色水和性粘稠懸濁液体
有効成分 エフィーダ®(一般名:フェンキノトリオン) 18.5%
その他の成分 水、界面活性剤等 81.5%
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
包装 500ml×2本
有効年限 5年
®クミアイ化学工業(株)登録商標


特長

  • 対象雑草の茎葉部に白化症状を引き起こし、枯死させるため、薬剤の効果を目で見て実感することができます。
  • ベントグラスに対する安全性が高い薬剤です。
  • ALS阻害剤低感受性ヒメクグにも卓効を示します。

適用雑草と使用方法

この表は横にスクロールしてご覧いただけます。

作物名 適用雑草名 使用時期 使用量(m²当り) 使用方法 総使用回数
薬量 希釈水量
西洋芝
(ベントグラス)

ヒメクグ
春夏期
芝生育期
(雑草生育期)
0.1~0.2ml 100~200ml 雑草茎葉散布
又は
全面散布
3回以内
日本芝
(こうらいしば)
 
一年生広葉雑草

*本剤及びフェンキノトリオンを含む農薬の総使用回数


効果・薬害等の注意

  • 散布液が樹木の茎葉部へ付着した場合、樹種によっては茎葉部の白化が認められ、白化した葉は回復することなく枯れ落ちるため、樹木へ薬液がかからないようにご注意下さい。
  • 薬剤散布から1~2週間後にUVカット資材を散布すると効果が低減する恐れがあるため、本時期の散布はなるべく避けてください。
  • 使用の際は容器をよく振って均一な状態にして使用してください。なお、希釈する場合は、所定量の水に加えてから十分攪拌してください。
  • 薬液が雑草茎葉全体に均一にかかるように散布してください。
  • 本剤は散布後にこうらいしばが淡緑化もしくは白化することがありますが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていません。
  • 高温時や強い踏圧を受けるなど、芝生の生育が停滞するもしくは芝生が過度なストレスを受けた条件では薬害が生じるおそれがあるので使用をさけてください。
  • 本剤を反復処理する場合は、3週間以上の間隔をあけて散布してください。また、芝生が淡緑化もしくは白化している場合には使用をさけてください。
  • ターフ形成前の芝には薬害を生じるおそれがあるので、ターフ形成後の芝生に使用してください。
  • 激しい降雨が予想されるときは使用をさけてください。
  • 蚕に対して影響を及ぼすおそれがあるので、養蚕で使用する桑葉にかからないようにしてください。
  • 本剤の使用に当たっては適用作物、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意

  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払って下さい。

ヒメクグに対する効果

社内試験の結果(1回目処理17日後、2回目処理15日後の芝の様子)
  • 実施場所:(株)理研グリーン グリーン研究所 グリーンカラー様管理区
  • 草  種:ベントグラス 生育期
  • 対象雑草:ヒメクグ 生育期
  • 薬  量:0.1ml/m²
  • 水  量:200ml/m²
  • 散布方法:加圧噴霧器にて散布
  • 散 布 日:1回目2019年5月18日 2回目2019年6月17日
  • 調 査 日:2019年7月2日
  • 試験結果:生育期のヒメクグに対し、2回処理を行うことで高い除草効果が認められた。

コウライシバでの使用上の注意

日本芝に対して一時的な薬害リスク(白化)が あります。症状は2~3週間で回復する傾向にありますが、 ベントグリーン周辺の日本芝に対する飛散にも注意が必要なため、推奨薬量はコウライシバでは0.1ml/m²ベントグラスでは0.15ml/m²としています。
コウライグリーンでの散布は避けてください。


社内試験の結果(処理9日後、処理23日後の芝の様子)
  • 実施場所:(株)理研グリーン グリーン研究所 コウライシバ圃場(フェアウェイ様管理)
  • 草  種:コウライシバ 生育期
  • 水  量:200ml/m²
  • 散布方法:加圧噴霧器にて散布
  • 散 布 日:2019年7月17日
  • 調 査 日:2019年7月26日、2019年8月9日
  • 試験結果:薬害の発症時期は処理約1週間で、症状は2~3週間で回復した。

殺草スペクトラム

科名 種名 除草効果
イネ科 メヒシバ ×
スズメノカタビラ ×
キク科 ヒメムカシヨモギ
オオアレチノギク
ナデシコ科 ツメクサ
マメ科 ヤハズソウ □~〇
カヤツリグサ科 ヒメクグ ◎~●

  • 実施場所:(株)理研グリーン グリーン研究所 温室(ポット試験)
  • 社内試験データより抜粋 いずれも雑草生育期処理

[除草効果]無処理区に対する残草量を記号で表記
●:0% ◎:1~5% 〇:6~10% □:11~30% △:31~50% ×:50%以上