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松枯れ防止樹幹注入剤 / 農林水産省登録第 19325号

メガトップ®液剤

種類名 ネマデクチン液剤
物理的化学的性状 黄色澄明水溶性液体
有効成分 ※下部参照 3.6%
その他の成分 水、溶剤、界面活性剤等 96.4%
(アセトニトリル 38.0%)
(トルエン 4.0%)
毒性 (毒劇物に該当しないものを指していう通称)
(医薬用外劇物の指定解除 2010.12.21)
危険物 第四類第一石油類
包装 40ml×60本
80ml×30本
120ml×20本
有効年限 5年

有効成分
※2aE, 4 E 4' S , 5' S , 6 R , 6' S , 8 E , 11 R , 13 R , 15 S , 17a R , 20 R , 20a R , 20b S )-6'-[( E )-1, 3-ジメチル-1-ブテニル]-3', 4', 5', 6, 6', 7, 10, 11, 14, 15, 17a, 20, 20a, 20b-テトラデカヒドロ-4', 20, 20b-トリヒドロキシ-5', 6, 8, 19-テトラメチルスピロ[11, 15-メタノ-2 H , 13 H , 17 H -フロ[4, 3, 2- pq ][2, 6]ベンゾジオキサシクロオクタデシン-13, 2'-[2 H ]-ピラン]-17-オン 3.6%


®(株)理研グリーン登録商標
危険物登録番号4022-197633号


特長

  • 自然界から抽出した有機物質ネマデクチンを有効成分とし、少量で高い効果を発揮します。
  • マツノザイセンチュウへの活性が高く、増殖抑制効果に優れます。
  • 薬液の浸透拡散性に優れ、長い残効期間を有します。
  • 使用量が少なく薬剤が軽いため、作業性に優れ、傾斜地等での作業・運搬が楽です。
  • 注入孔数が少なく、注入時間が短い(40ml/時間)上に、自然圧で注入できます。
  • 製品重量・回収容器共に最少級で、人や環境に配慮した注入剤です。
  • 半透明アンプル使用により、注入状況が一目瞭然な上に、遠目でも視認性が抜群です。
  • 薬害のおそれが少なく、周囲の環境中に溶け出すリスクが極めて少ない製剤です。
  • 針葉変色や枯損などの薬害、注入孔の変色や形成層への障害を起こしにくいです。

適用病害虫と使用方法

この表は横にスクロールしてご覧いただけます。

作物名 適用害虫名 使用量 使用時期 使用方法 本剤及びネマデクチンを
含む農薬の総使用回数
まつ
(生立木)
マツノザイ
センチュウ
胸高直径(樹幹部)
10~15cm
15~20cm
20~25cm
25~30cm
40ml
40~80ml
80~120ml
120~160ml


30cm以上 直径5cm増すごとに
40mlを順次増量
マツノマダラカミキリ
成虫発生3ヵ月前まで
樹幹部に注入孔をあけ、
注入器の先端を押し込み樹幹注入する
1回

効果・薬害等の注意

  • 本剤はマツノマダラカミキリ成虫によって伝搬されるマツノザイセンチュウの増殖防止を目的とするもので、マツノマダラカミキリ成虫には効果はありません。
  • 本剤注入後、薬液が樹全体に移行するのに、2~3ヶ月を要するので、本剤の注入はマツノマダラカミキリの発生する3ヶ月前までに行ってください。
  • 本剤の残効期間は5年間ですが、各種条件によって変動するので再注入時期については林業関係機関等の指導を受けることが望ましいです。
  • 本剤は治療効果が無いので、樹脂流出に異常を呈している松や枝葉が変色した松には使用しないでください。
  • 見かけ上胸高直径に比べ材積量の少ない庭園松や矯正された松、また移植後3年以内の松には樹勢が弱いため使用しないでください。
  • 薬剤注入孔は直径6mmのドリルで地上1m前後の樹幹部に斜め下方に向けて深さ4~5cm程度の孔とし、大きな節や横枝の真下は避けてください。
  • 注入孔を開けたら直ちに注入器の先端を折り速やかに孔にねじ込み、薬液が漏れないように深く注入してください。注入器の基底部の凹部に目打ちで穴を開け、自然圧で薬剤を注入するので押したり圧を加えたりしないよう注意してください。
  • 薬液がまつの形成層にふれないように十分注意して作業してください。
  • 一樹に複数の注入器を使用する場合は注入孔を樹幹の周囲に分散させて注入してください。
  • 薬剤の注入は晴天の日を選んで日中に行うことが望ましいです。
  • 薬剤注入量は樹幹の胸高直径の大きさによって増減してください。
  • 注入の終了した孔は、愈合剤、コルク栓等で充または蓋をし、雨水や雑菌等が侵入しないように処置してください。
  • 薬液が完全に注入されたことを確認後、空容器は速やかに回収し、環境に影響を与えないように適切に処理してください。注入終了まで要する時間は、樹令、樹勢によって異なるので注意してください。(早いもので1時間以内、遅いものでも3時間程度で完了します。)
  • 本剤は自動車、壁などの塗装面に注入液が付着すると変色する恐れがあるのでこぼさないよう注意してください。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、林業関係機関等の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないように注意してください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らぬよう注意してください眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 注入の際は手袋などを着用し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗ってください。
  • 街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意してください。
  • 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼす恐れがありますが、通常の使用方法では問題ありません。
  • 空容器はかならず回収し水産動植物に影響を与えないよう安全に処理してください。
  • 危険物第四類第一石油類に属するので火気には十分注意してください。

3つの規格

40、80、120mlの3規格からボトルを選択することで注入孔数を最小に出来ます。

注入孔数表 注入状況図、3規格