チョウ目(鱗翅目)ヤガ科
ふ化幼虫は灰黒色、体長約1mmで短毛に覆われる。齢期の進行とともに体が褐色をおび、終齢幼虫の体長は約45mmとなる。3齢以降の幼虫は、深さ5~10cmの食入孔をつくる。昼間は食入孔に潜み、夜間に食入孔を中心とした円形状に芝を食害する。 成虫は体長19~24mmで、前翅は褐色味が強く、黒線に縁どられた紋を呈する。
幼虫発生初期に殺虫剤を散布する。薬剤を幼虫に直接接触させる場合、幼虫が生息孔の出口付近に移動する、夕方の散布が有効である。
幼虫防除