病害虫・雑草図鑑病害虫・雑草図鑑

雑草

スジキリヨトウ Spodoptera depravata

分類

チョウ目(鱗翅目)ヤガ科

形態・特徴

ふ化幼虫は灰黒色、体長約1mmで短毛に覆われる。4齢以降の幼虫は体が褐色をおび、背面の両側に黒の縦縞ができる。終齢幼虫の体長は25~30mm。芝をよく食害する。
成虫は10~15mmで、前翅に褐色・白・黒のジグザグな黄帯紋を呈する。


  • スジキリヨトウ
生態・発生消長
  • 年3回発生で成虫は5月下旬、7月下旬、9月中旬を中心に発生するが、秋期が高温になる場所では4回発生する。
  • 成虫は夜行性で、夜間の芝草上で盛んに交尾・産卵する。成虫の寿命は約1週間。
  • 1化期の成虫密度は低く、卵塊は樹木や草丈の長いラフに産みつけられ、芝草の被害はそこを中心に同心円上に拡大していく。2、3化期と成虫密度が高くなるとラフやフェアウェイに卵塊が多数産みつけられ、幼虫が3齢以降になると摂食量が増大するため被害は甚大となる。
  • フェアウェイは刈り込みが頻繁に行われるため、生息密度が低く被害も軽微であるのに対して、ラフや南側法面では被害が現れやすい。
防除方法のご提案

幼虫発生初期に殺虫剤を散布する。
スジキリヨトウの防除方法