カメムシ目(半翅目)コナカイガラムシ科
ふ化幼虫は体長0.5~0.6mmで、乳白色。芝草上を活発に動き回る。2齢になると脚は退化してランナーの節々に定着し、尾部から白いろう状のワックスをだして体表につけはじめる。 成虫は暗紫色の袋状で、体全体がワックスで覆われる。成虫の体長は2~4mm。国内では、ノシバ、コウライシバ、バミューダグラスなどに寄生・吸汁する。本虫による芝の被害は、乾燥害によく似る。
成虫はワックスで覆われており薬剤による防除は困難なため、幼虫発生期に薬剤を散布する。