ベントグラス
Acidovorax avenae subsp. avenae
5~9月頃に発生するが、特に温暖多湿条件が続く梅雨の時期から夏の高温期にかけて発生しやすい。
罹病個体には、水浸状病斑や葉枯症状(葉脈方向に長い病斑)が認められる。黄緑~黄色および褐色の不整形パッチを呈する。顕微鏡観察のみでの正確な診断は難しい。
主に梅雨期から晩夏期に発生し、発生時期に合わせた予防散布が必要です。
夏季の高温多湿とともに、日照不足や低刈りが発生を助長します。
難防除病害なので、耕種的防除との組み合わせによる芝草へのストレス軽減も必要です。