日本芝、バミューダグラス、ブルーグラス
Ophiosphaerella korrae、O. herpotricha、Ophiosphaerella spp.
春と秋に発生するが、特に春(4~6月)に目立つ。
海外ではブルーグラスの主要病害であるが、国内では主に日本芝およびバミューダグラスに発生する。パッチは円形、輪形および不整形に窪む場合が多い。乾燥により激化する場合がある。病原菌は根や匍匐茎に感染する。海外では、暖地型芝草に発生したものは「スプリングデッドスポット」と呼ばれている。
防除時期は主に秋であるが、根部病害のため難防除で、複数回の処理が有効とされる。1年での完治は難しい。