病害虫・雑草図鑑病害虫・雑草図鑑

病害

カーブラリア葉枯病(犬の足跡)

発生草種

日本芝、バミューダグラス

病原菌

Curvularia geniculataCurvularia sp.(難胞子形成菌)

発生消長

6~7月及び9~10月に発生する。特に梅雨期の病勢が最も激しい。

生態・特徴

ほとんどは難胞子形成菌によるものである。排水不良土壌、弱アルカリ土壌、窒素多施用土壌で発生しやすい。葉身に、黒い縁取りがある淡褐色の病斑を形成する。初期には直径5~10cmの褐色~黒色パッチとなり、激発するとターフ全体が枯死する。

  • コウライシバ(グリーン)のカーブラリア葉枯病(犬の足跡)
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  • コウライシバ(ティグラウンド)のカーブラリア葉枯病(犬の足跡)
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  • カーブラリア葉枯病(犬の足跡)病原菌の菌糸
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