製品情報
芝生用植物成長調整剤 / 農林水産省 23120号
ドラード®液剤
種類名 |
ベンジルアミノプリン |
物理的化学的性状 |
淡黄色澄明水溶性液体 |
有効成分 |
6-(N-ベンジルアミノ)プリン 2.0% |
その他の成分 |
有機溶剤、界面活性剤 98.0% |
毒性 |
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
第四類第三石油類 |
包装 |
1L×3本 |
有効年限 |
5年 |
®(株)理研グリーン登録商標
適用病害ナビ
- ベントグラス
-
かさ枯
ドラード液剤の特長
- スズメノカタビラに対して高い出穂抑制効果
- 連続処理でスズメノカタビラの出穂を長期的に抑制
- ベントグラスに対して高い安全性
- 他の植物成長調整剤との混用または体系処理が可能
- ベントグラスのかさ枯病に登録を有する数少ない剤のひとつ。
適用と使用方法
作物名
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使用目的
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使用時期
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使用量(m²当り)
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使用方法
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総使用回数*
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薬量(ml)
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希釈水量(ml)
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西洋芝 (ベントグラス)
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スズメノ カタビラ の出穂抑制
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春夏期 芝生育期 (スズメノカタビラ 出穂前~出穂初期)
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0.3~0.6
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100~200
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エテホン21.5% 液剤を1m²あたり 1.0㎖ 加用のうえ 雑草茎葉散布する
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6回以内
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芝生育期 (スズメノカタビラ 出穂前~出穂初期)
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0.6~1.2
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雑草茎葉散布
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西洋芝 (ケンタッキー ブルーグラス)
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春夏期 芝生育期 (スズメノカタビラ 出穂前~出穂初期)
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作物名
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適用病害名
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希釈倍率
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使用液量
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使用時期
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使用方法
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総使用回数*
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西洋芝 (ベントグラス) |
かさ枯病 |
333~667倍(薬剤として0.3~0.6ml/m²) |
200ml/m² |
発病前~発病初期 |
散布 |
6回以内 |
*本剤及びベンジルアミノプリンを含む農薬の総使用回数
上手な使用方法と注意
- ドラード液剤とプロキシ液剤(エテホン21.5%液剤)を混用処理することで相乗効果が認められます。
- 効果が切れる前に連続散布を実施して下さい(3~4週間隔)。
- 気温25℃以上の高温時や強い踏圧を受けるなど、芝生が過度なストレスを受けた条件では使用を避けて下さい。
- 5月以降または気温25℃以上の日が続く場合は混用処理を中止し、ドラード液剤の単剤処理に切り替えて下さい。
- 使用する際は、ベントグリーンの状態に合わせて薬量の調整を行ってください。
効果・薬害等の注意
- 調製した薬液は放置すると効果が不安定になるため、散布当日に使いきってください。又、調製液は日陰においてください。
- 他農薬、資材との混用は避けてください。(ただしエテホン液剤を加用する場合は除く)
- 西洋芝(ベントグラス、ケンタッキーブルーグラス)内のスズメノカタビラ出穂抑制および西洋芝(ベントグラス)内のかさ枯病防除に使用すること。
- □ 時期を失しないように散布してください。
- □ 連続して使用する場合、散布間隔は2~3週間が目安です。
- 25℃以上の高温時や強い踏圧を受けるなど、芝生の生育が停滞もしくは芝生が過度なストレスを受けた条件では薬害が生じるおそれがあるので、使用をさけてください。
- 散布後に芝が黄変することがありますが、症状は一過性であり次第に回復し、その後の生育に対して影響は認められていません。
- ターフ形成前の芝には薬害を生じるおそれが有るので、ターフ形成後の芝生に使用してください。
- 薬液が雑草茎葉全体に均一にかかるように散布してください。
- 使用に当っては適用作物、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後はうがいをするとともに洗眼してください。
- 公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。