特長
有効成分のシクラニリプロール(通称:サイクラプリン)は、アントラニルアミド系に分類される新規化合物で、昆虫の筋細胞に存在するリアノジン受容体を活性化し、筋小胞体のカルシウムイオンを細胞質に異常放出させ、筋肉の痙攣や萎縮を引き起こすことで殺虫効果を示します。
- チョウ目及び甲虫類など、幅広い害虫に効果を示すため、多くの害虫の同時防除が可能。
- 主に食毒により作用し、経皮からも薬剤が取り込まれて、摂食行動を速やかに抑える。
- 幼虫の発育ステージや温度に関わらず高い効果を示す。
- 長期にわたって安定した効果を示し、耐雨性にも優れる。
- 植物に対して安全性の高い薬剤。
- 本有効成分は昆虫のリアノジン受容体へ選択的に作用するため、ヒトへの安全性が高い化合物。
適用病害と使用方法
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| 作物名 |
適用害虫名 |
使用量(m²当り) |
使用時期 |
使用方法 |
総使用回数 ※ |
| 薬量 |
希釈水量 |
| 芝 |
シバツトガ タマナヤガ シバオサゾウムシ スジキリヨトウ |
0.2ml |
0.1~0.3L |
発生前~ 発生初期 |
散布 |
3回以内 |
ケラ コガネムシ類幼虫 |
0.4ml |
| 作物名 |
適用害虫名 |
希釈倍率 |
使用液量 (10a当り) |
使用時期 |
使用方法 |
総使用回数 ※ |
さくら |
クビアカツヤカミキリ |
2000倍 |
200~700L |
発生初期 |
散布 |
本剤:2回以内 シクラニリプロール:6回以内 |
| |
ケムシ類 |
発生前~ 発生初期 |
樹木類 |
※本剤及びシクラニリプロールを含む農薬の総使用回数
※2024年8月28日適用拡大
効果・薬害等の注意
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。
- 過度の連用をさけ、作用性の異なる薬剤と輪番使用してください(抵抗性害虫出現回避)。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してください。
- 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
安全使用上の注意事項
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
- ミツバチに対する注意
- (1)ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。
- (2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われている場合は、
関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないように注意してください。
- 自動車や壁などの塗装面に散布液がかかると変色するおそれがあるので、かからないように注意してください。
- 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意してください。