みどりをまもるはなし
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地球温暖化とは、二酸化炭素などの「温室効果ガス」が増え過ぎたことにより地球の気温が上昇し異常気象が起きる現象です。二酸化炭素の排出量をこれ以上増やさないためにも、森林保護や植栽活動が必要です。なぜならみどり(葉緑素)の葉を持つ植物は、「光合成」という仕組みによって二酸化炭素を吸収し酸素を放出するから。近年、芝や草原のより大きな二酸化炭素吸収量が注目を浴び、その研究が進んでいます。私たちがモノを見る仕組みは、光が角膜や水晶体を通り屈折して網膜に結ぶことによります。紫色から赤色にいたる可視光線波長の中間にあるみどり色は、水晶体や筋肉をあまり動かさずに自然な状態で見ることができるため目の負担が軽くなるのです。また、みどり色は体を休める時に作用する副交感神経を優位にするため、気持ちがリラックスします。みどりの芝はスポーツの楽しさを広げ、人々の気持ちをなごませています。また、持続的な未来に向けた都市環境や地球環境の課題解決に貢献するとともに、豪雨や地震による土砂災害の防止にも役立っています。しんすいしょうたいごううかしかくまくくっせつもうまくむらさききんにくふたんゆういしょくさいようりょくそせいじょうしょういじょうはいしゅつこうごうやくわりしばこうけんしゃじど水                                                                                                                                                                                              おんだんか よくせいきゅうしゅうかんきょうみどりが果たす役割目にやさしく心をリラックスさせてくれるみどり。地球温暖化を抑制する、芝の二酸化炭素吸収力。みどりは、心なごませ社会や環境保護に役立っている。06二酸化炭素酸素デンプンなどの炭水化物太陽網膜水晶体角膜

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