ベントグラス、フェスク、ライグラス
Pyricularia grisea、Pyricularia sp.
6~10月に発生する。
ペレニアルライグラスでの発生が最も問題となっている。高温多湿が続くと病勢が激しくなる。本病は成熟したターフよりも若いターフでの発生が多い。窒素多施用土壌での被害が顕著である。葉や茎に紡錘形で褐色の病斑が形成される。激発すると強い乾燥害を受けたようにターフ全体が枯死する。ベントグリーンでは葉枯症状を呈し、褐色で小型の不整形パッチとなる。
窒素多施用土壌での被害が顕著であるため、発病後は窒素施用を控えて養生する。